Crazy-HiHiが出来るまで|下準備

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この度ブログでご縁のあった方に、私の作っているCrazy-HiHiが奉公に出ることになりました。



今まで作ったルアーを、自分以外の人に使ってもらった事がないので、めっちゃ緊張しています。
(会社の先輩が一つ持っているが、作ったルアーがどう思われるかはまったく気にしないのでここではカウントしません。そもそもほとんど使ってくれません。)

最後に作ったのが何時だったかはっきり覚えていないが、1年以上は作ってない。
一応、メモはあるのだがブログにも忘備録として書いていくことにする。
写真撮ったりと製作作業が中断してしまって時間が掛かる。
完成をお待たせしているところ申し訳ないのだが、そこは勘弁していただく事にします。


それでは製作開始!

まずは、下準備からです。

アルミ丸棒の加工


アルミ丸棒のφ4、これが羽根を固定するためのネジ穴のパーツになります。



仕上がり寸法が31mmですが、ここではまだ少しだけ長めにカットしておきます。
これを2本準備。



次に、これにネジ山を立てるために下穴をあけてタップを立てるのですが、丸棒の中心に真直ぐ穴をあけるのは難しいので治具を使ってあけます。

右端の長穴がタップの下穴用で、真ん中の長穴がM3タップ用の穴です。
この長穴に丸棒を差し込み、横からボルトで押さえて固定します。


下穴はボール盤を使用し、治具の反対側からガイド穴を使って真直ぐにあけます。
丸棒が31mmと長いので、この作業を表裏2回に分けて行い両側に穴をあけます。



下穴があいたら、次はM3のタップを立てます。
タップは治具の真ん中の穴を使います。
下穴と同じように、長穴に丸棒を差し込み横からボルトで押さえて固定します。



タップは、タップハンドルを使い手動で立てます。



治具の反対側から、ガイド穴を使って丸棒に真直ぐにタップを立てます。
これも表裏2回に分けて行い、両側にタップを立てます。



タップを立てた後。
ネジ山が立っているのが見えますかね?
ちょっと分かりにくいですね。



両側にM3のネジ山を立てたら、次は丸棒の側面の中心にφ1の穴をあけます。
これは、ルアーに埋め込んだ丸棒が回転してしまわないように、回転防止用のストッパーを取り付ける為の穴です。



ここまで出来たら、ヤスリを使って丸棒の長さを仕上がり寸法31mmに仕上げます。

片側ばかり削らずに、丸棒の両側を同じくらいずつ削ります。
この時、こまめにノギスで測定しながら少しずつ削っていきます。


仕上がりました。



次は回転防止用のストッパーを作ります。
この様な四角の小さなパーツを切り出します。



これの中心にφ1の穴をあけます。



このパーツを、先ほどの丸棒にステンレス線を使って締め上げて固定します。

これでアルミ丸棒の加工は終了です。

うーん・・・
こうして文字に起こしてみると、なかなか手間が掛かっているな。
実際、ここが一番面倒くさい作業です。
ですが、まだ下準備は終わりではありません。

次は、ラインアイと真鍮を取り付けるパーツの製作です。

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ステンレス線の加工

真鍮を取り付ける為のアイは、硬質ステンレス線を使います。
ラウンドノーズプライヤーに、目印を付けて同じ大きさに曲げれるようにします。



ステンレス線を、オープンヒートンの様な形状に曲げていきます。

後は・・・
特に説明することもないので端折ってしまいます。


下準備終了!

ラインアイ用のステンレス線は軟質です。
これは、トゥルーチューンが必要な場合に、ルアー本体にダメージを与えないために軟質で作っています。
発泡ウレタンやレジンキャストには、市販ルアーで使われているABS樹脂ほどの固さは無いので、硬質ステンレス線だとトゥルーチューンを行う時にステンレス線が樹脂にめり込んでしまい緩くなってしまう場合がある為です。

これで取り敢えず必要なものは揃いました。
次は、発泡ウレタンを使ってCrazy-HiHiの内部を作ります。
Crazy-HiHiは、内部(発泡ウレタン)表面(レジンキャスト)の2重構造で作っています。

それでは、今日はここまでです。
お疲れさまでした。

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