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壊れたハンドメイドルアーのシリコン型を再制作

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型が寿命で壊れたので再制作することに・・・

まずは、以前作った原型を引っぱり出して来て
埃の掃除から始めないとね。
綺麗にしておかないと型に埃の跡が付いてしまうからね。



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原型を、きれいにしたらアルミテープで型の周りをぐるっと一周貼り付けてと。
ちょっと波々状態だが、
まあ気にしない。

これステンレステープだったら、どんな感じだろう?
パリッと仕上がるのかな。
まあ、見た目の問題だけなんだけどね。



続いてこれ

「造形村透明シリコン」


透明シリコンも幾つか試したけど、結局これが一番良かった。(高いけどね…)
リップを作るのにUVレジン使うんだけど、これでないといくら紫外線当てても半熟卵状態で固まらなかったりするんだよ。

造形村のシリコンだと、紫外線を少し長めには当てないといけないけど、きちんと固まってくれる。
ただ、安すぎるUVレジンだとこのシリコンでも固まらないときもあるけど…

シリコン100gに対して硬化剤10g



ネットで買った2000円位の測り
一応、0.01g単位で500gまで測れるのだが、正確なのかな?



容器と混る為のヘラを測りに乗っけて、ゼロリセット。
前回使ったシリコンがベッタリ付いて汚いな…



で、よくかき混ぜたシリコンを容器に流し込む。
この型の大きさで何グラムだったっけ?
まあ、使いかけだしあるだけ使おう。


全部入れると440g。
足りるんかな…
まあ、いいや。
足りなければ後から追加すればいいし。



次に硬化剤を投入。
シリコンが440gだったから、44gやね。
大体でも固まるんだけど、前に失敗したことがあって間違えて規定量の半分しか入れなかったことがあるのよ。
そしたら3日たっても固まらなくて、もう頭にきてぐちゃぐちゃにして放置していたんだけど、1週間後に固まってた(笑)
強度はわからないけど、半分でも一応は固まるんだね。



硬化剤を入れたら、よーく混ぜる。
ここはシリコン全体に硬化剤が行き渡るように全力で混ぜる!
これが結構、疲れるんだよ。



混ぜ終わったら、ヘラに付いたシリコンを原型の表面だけに薄く垂らしていく。



混ぜまくって泡々になったシリコンから空気を抜くために、
シリコンの入った容器を真空ボックス(?)
(なんかパンとかを入れて保存するためのものらしい)
これに入れて、シュポシュポ空気を抜いていく。
これが一番疲れる…
くっそー、真空ポンプ欲しいぜ。



脱泡している間に、原型に塗ったシリコンをエアブラシ(エアースプレーでも可)で満遍なく薄く伸ばしていく。
ルアー本体部分だけは、塗り残しが無いようにしないと大変なことに・・・
ここで手を抜くと型の表面に気泡が付いてとれないまま固まってしまう。
型取りしたときに、製品に気泡の跡がボコボコ残ってしまうことに…



表面に薄く伸して気泡が型の表面に残っていないことを確認したら。
真空ボックスから残りのシリコンを取り出して全て流し込む。
容器の気泡は、まだたっぷり残っていると思うけど、気にしない。
手動ポンプだと、しないよりましってくらいかな。

この画像みたいに、端っこの方からゆっくり糸を垂らすように少しずつ流し込んだ方が、綺麗に仕上がる。



全部流し込んだら、後は固まるのを待つばかり。

でも、この形の原型があると型の製作が楽でいいね。
以前は、ルアー単体の形で原型を作ってから、表裏半分ずつ作っていたから。
(表が固まってから裏の作業をしなくてはいけない)
時間が半分で済むからね。


1日たってシリコンを原型から取り外したところ。




光に透かして見た。
気泡は少し残っているが、これは上出来な方かな。
もちろん形状部分には気泡はない。
なかなか、いい感じにできた。


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