チョット思いついた事があって、高浮力ワームが作れるか実験します。電子レンジを使ったワームの作り方と、やり方は同じですが、溶けたワームにある物質を混ぜて作ってみます。
ある物質というのは、発泡ウレタンでルアーを作る際に使用しているフィラー(ガラスバルーン)です。
このガラスバルーンというやつは、比重が非常に軽いです。
これを溶けたワームに混ぜ込んで軽くして浮かせようと企んでいます。
上手くいけば虫系ワームも作れるかも…?
それでは、実験開始!
実験1個目
紙コップへ、ガラスバルーンを入れます。
まだ1個目で何もわからないので量は適当に[2g]からチャレンジ。
で、いつも自作用に使っているワーム1本分[18.7g]と混ぜ合わせる事にする。
準備が出来たので、電子レンジへ投入!
…
…
何度かレンジから出し入れして、かき混ぜて…
…
…
完成!
ちょっと、ガラスバルーンが多かったのかドロッとしすぎていて、うまく流し込めずに見た目が汚くなった。
見た目は悪いが、型から取り出してみた感じでは案外良さそうな感じに出来ている気がする。
ムニュムニュと、弄ってみたところ柔らかい練り消しのような、低反発クッションのようなそんな感じの感触です。
指で潰すと、ゆっくりと復元する感じです。
結構、気持ちいい感触ですね。
重さは[7.7g]です。
しかし、感触はよくても沈んでしまっては意味がありません。
早速、水に浮かべてみる事にします。
浮きました!
横倒れしていますが、結構浮力はありますね。
フックを装着して浮かべてみます。
きちんと、お腹を下にして浮くようになりました。
まだ、浮力に余裕がありそうなのでネイルシンカーなどで浮力調整する余裕もありそうです。
1個目にして中々の結果になりましたが、ちょっと型に流し込みにくなったのが気になったのでガラスバルーンの量を少し減らして2個目を作ってみます。
実験2個目
1個目はガラスバルーン[2g]でしたが、溶かして混ぜるときにドロッとしすぎていて型に流し込みにくかったので、次は[1.6g]に減らして作ります。
溶かすワームの量は同じ[18.7g]です。
で、出来たのがこれ。
1個目より、少しだけ流し込みやすくなったので見た目がちょっと綺麗になりました。
浮かべてみたところです。
ちょっとアングルが悪くて分かりにくいですが、まだ十分浮力を保っています。
重さも[8g]ですので、1個目とそれ程変わっていません。
誤差の範囲くらいです。
流し込みやすくなった分こっちの方がいいですね。
ガラスバルーンの量はこのくらいでいいか、もう少し減らせるかもしれません。
結果
まだ、実釣でしようしていないので何とも言えませんが、十分使えそうな物が出来た気がします。
難点は、ガラスバルーンを混ぜるので、色が白か元のワームの色に白を混ぜた色になります。
ですが、これは何か顔料でも入れれば解決できるかもしれないです。
今回は、型がこれしかなかったので、シャッドテールにしましたが虫系ワームも作ってみようかな。
フロッグとか出来ないかな?
中空構造じゃないので難しいかな…
おまけ
マジックで背中を赤で塗って見ました。
後悔しました…
汚くなっただけでしたね(笑)
コメント