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自作ワームのインジェクション化|もう成功ってことにしておこう

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中途半端で止まっていた自作ワームのインジェクション化。
型を作り直したので、もう一度チャレンジしました。

今回の型の変更点は、樹脂が製品部分に流れ込む場所を1カ所(ウェルド対策)にし、空気の逃げる隙間も出来るだけ薄くしました。
本当のインジェクションは、この隙間が0.02mm程みたいです。
これで空気は逃げるが樹脂は漏れないらしいです。
これで棒を押し込んだ時の圧力が抜けにくくなるかもしれない。


で、私もその設定でフライス加工したのですが私の機械の精度では厳しかったです。
型の片側に0.01mm(合わせて0.02mm)の隙間が出来るように加工したのですが削れているところと削れていないところが発生してしまいました。
型の材質が樹脂なのも影響していそうです。
仕方がないので手仕上げで隙間を作成。

これが結構大変でした。
サンドペーパーで少し削って試してみるも、中々空気が逃げずに棒が押し込めない…
最終的には彫刻刀で削ってなんとか押し込めるようになりました。

で1回目にできたのがこれ。

どうですか?
少しヒケが発生していますが結構きれいに出来ていますよね。
さすがに手仕上げで隙間を作ったので空気だけ逃がすと言う訳にはいきませんでした。
結構、漏れてますね。

型から出してみました。

欠損部分もなく完璧です!
かなり苦労しましたが、ようやくここまで漕ぎ着けました。


さらに2個目を製作。

あれ…
左下の足に少し欠損部分がある…
まあ、これくらいは良しとしておこう。
別に売り物ではないしね。
(本当はちょっと悔しいけど…)

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3個目と4個目
これはガラスバルーンを混ぜ込んで高浮力ワームにしました。

左がガラスバルーンを少し入れたもので、右が多めに入れたものです。
少しとか多めとかじゃ分かんないですよね。
適当に入れたので私にも分からないです。
これも左下の足の部分に少しだが欠損がある。
型を少し修正すれば治るかな?


水に浮かべてみました。

浮いてるかどうか分かりにくいかもしれませんが、しっかり浮いています。
ガラスバルーンが多めも少なめも両方とも浮いています。

分かりにくそうなので一応動画でもどうぞ。

しかし…
「フックを付けてどうなるか試そうかな。」

と思った時に気付きました。
このワームに合うサイズのフックを持ってない!
というか…
ワーム小さすぎるよ…
全長4.5cm
フックを付けられる範囲が3cm位

いつもオフセットフックの#5/0しか使ってないから合うサイズも分からない…
マス針かな?
ちょっと調べてから買うしかないな…

このワーム。
せっかく作ったのでテストはするが、実釣では使わないかもしれない…

棒を突っ込んでインジェクション化する場合の欠点はこれかな。
突っ込んだ棒の体積分の大きさのワームしか作れない。
大きいワームを作ろうと思ったら棒を太くするか長くするかしないといけない。
押し込むの大変そうだな。

これで一応インジェクション化は終了かな。
多少出来が良くない所もあるが使用する際に問題があるほどの事でもないし、これで完成(成功)ってことにしておこう。

次はウェイクベイトだな。
春までに、こっちも完成させないと。

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