1日で完成する、簡単なハンドメイドルアーの作り方

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手軽にハンドメイドルアー作る方法

ハンドメイドルアーを作ってみたい・・・

でも・・・

興味はあるけど難しそうだ、お金が掛かりそう、完成するまでに時間がかかるし、不器用だし、そもそも作り方わかんねーよ。
結構、こんな人多いのでは。

興味を持ってネットで調べても、かなり面倒くさそうなこと書いてますもんね(笑)

そこで、私は誰でも簡単に1日で作れる方法を紹介したいと思います。
私も、最初はこのやり方で作っていました。

対称魚はブラックバスを想定しています。
海など、もっと大きな魚が対象の場合は想定していません。

説明書きも、難しく見えないように簡潔に書きました(多分)

必要なもの

まずは、材料と道具ですね。

  • バルサ|作るルアーの半分の厚みの物(ホームセンター)
  • 軟質ステンレス針金|0.7~1.0φ(ホームセンター)
  • ラッカークリア(ホームセンター)
  • 2.5~3.0φのドリルどれか1本(ホームセンター)
  • サンドペーパー#320(ホームセンター)
  • ラジオペンチ(家にあるやつ)
  • ニッパー(家にあるやつ)
  • カッター(家にあるやつ)
  • 彫刻刀 三角刀(あった方がいい)
  • 両面テープ(家にあるやつ)
  • ガン玉(持っていますよね?)

これだけです。(画像に載ってないものもあります)
(画像では、ラッカクリアーはスプレーですが瓶入りの方がいいと思います)

作るルアーを決める

まずは、作るルアーの種類を決めるのですが…

最初は、バイブレーション一択です。
トップがいいとか、クランクがいいとか、ミノーがいいとか言ってはダメです。

なぜかというと、まず浮力を気にしなくていいからです。
初めてルアーを作る人は、ウエイトの重さをどれ位にしたらいいかとか分かりませんよね。
バイブレーションにしておけば、完成したやつが浮いていても沈んでも、殆ど失敗作にはならないからです。(あまりにも軽すぎれば失敗します)
面倒くさいリップも有りません。

せっかく作ったのが、最初から失敗したらやる気なくしますよね。
だから、バイブレーションなのです。

根掛かり等でロストしやすいのも理由の一つです。
市販品ではロストするのが怖くて投げれない所でも、多少は恐れずに投げれます。

ルアーのデザイン

まず、ルアーのデザインを考えないといけないですが。
最初は市販品の真似(パクリ)がいいです。
出来れば、ウエイトの位置が分かる様なタイプの方がいいですね。
ウエイトの位置はメーカーのページで分かる場合もあります。

作るルアーは決まりましたか?
では、作業にはいります。


型紙を作る

まずは、バルサにルアーの形を書くために型紙を作ります。
一度作れば次に同じものを作るときに便利です。

厚紙に真似をするルアーをなぞって、描き写します。

ここでは、家に転がっていた【レベルバイブ】を使っていますが、好きなルアーでいいですよ。
写真の厚紙はティッシュの空き箱です(笑)


ウエイトの位置やアイの位置も描いておきます。
レベルバイブでは、この位置でした。
みなさんは、自分の作るルアーのウエイト位置を確認して真似して下さい。(このレベルバイブは塗装でウエイトの位置が見えなかった為、カッターで塗装をそぎ落として確認しました。レイドさん、すみません…)




それを切り取ります。

ウエイトのところも、カッター等でくり抜いてください。


型紙でバルサに描いてカットする

切り取った型紙をバルサに押し付けて、ボールペンで縁をなぞっていきます。



描き写す時は、対称になるようにします。

大雑把に、バルサをカットします。

こんな感じです。


次に描き写した線に沿って、カッターで削っていきます。
線の少し外側が残る位(調整代)が丁度いいです。
もし、糸鋸などを持っているのなら使った方が楽ですね。




削り終わったら、濃いめのマジックで縁のところだけ、ぐるっと1周ぬります。
後で外形を削るときに、センターが分かりやすくするためです。





削り終わったら、片方に両面テープを貼ります。
あまりベッタリ貼ると、あとで剥がす時に大変なので少しにしておいて下さい。




もう片方と貼り合わせます。




見本のルアーの上から見たアウトラインを真似して、バルサに描き写します。




線に沿ってカッターで削ります。




次に、正面から見たアウトラインも描き写します。




この線を目安にして、大体の形をカッターで削って整えていきます。

これは、角を取るだけの感じで十分です。
後はペーパー掛けで仕上げます

ペーパー掛けで仕上げる

ペーパー掛けは、感覚なので特に説明すり事はありませんが、見本と見比べながら何とかやって下さい。




掛け終わったところ。

この段階では、まだ完璧に仕上げる必要はないです。
一度ばらして再度貼り合わせ直すので、あと少し仕上げたいなというところで十分です。



カッターを貼り合わせ面に差し込み分割する。



分割したら両面テープのカスを取り除く。




ステンレス線の加工

今回のようにバルサの中にステンレス線を1本で貫通させて作る場合は、ステンレス線は絶対に軟質にしてください。
硬質タイプだと曲げ加工が大変になります。
トゥルーチューンが必要な時にバルサの貼り合わせ面が割れることもあります。
海の大物でもない限り軟質で十分です。



まずは、ステンレス線をどう設置するかをバルサに描く。




ドリルの柄の部分を使ってステンレス線を曲げていきます。




画像の位置で、ラジオペンチを使って絞ります。




線に合わせてみます。




次に曲げる部分にマジックで目印を付けます。



次々に曲げていきます。



ステンレス線、完成
形はこの通りでなくても大丈夫ですよ。
魚が掛かった時に線が、ルアーの外に出てしまわないような形ならどんな形でも構いません。
線の先端を丸く曲げているのは、引っ張られた時に、抜けにくくする為です。




ステンレス線の溝と、ウエイトを入れる穴を掘る~貼り合わせ

バルサを貼り合わせるときに、納まりがいいように溝と穴を掘ります。

まず、溝を掘るための線を描くために、ステンレス線をバルサで挟み込んで強く押さえます。
(強すぎてバルサを潰してしまわないように!)




そうするとバルサに線の跡が残ります。
残った跡に、ボールペンではっきり分かるように描きます。




カッターや三角刀を使って溝を掘ります。
その際、線の太さの半分くらいの深さにします。
深すぎると貼り合わせた際に、中心からずれてしまいます。
この作業は、バルサ2枚とも行います。




次にこれも、カッターや三角刀を使ってウエイトの穴を掘ります。
これは、貫通させてしまわないように用心しながら行ってください。
これも、ウエイトの半分の深さまで掘ります。
貫通してしまいそうな時は、無理をせずガン玉をペンチで潰すなりして調整します。

ステンレス線とウエイトを入れた状態でバルサを合わせてみてください。
キチンと合わさらず隙間が空いていたら、さらに掘ってピッタリ合うようにしてください。




バルサ全体に瞬間接着剤を塗ります。
これはケチらないようにしてくださいね。
特にステンレス線とウエイトの所は、たっぷり塗ります。




貼り合わせます。
貼り合わせた直後は、暫く指で全体を挟んだままにしてください。

暫くして指を離しても隙間が無ければ大丈夫です。
もし隙間が空くようだったら、隙間に瞬間接着剤を流し込んで指で挟んでください。




最終工程

いよいよ最終工程のコーティング作業です。

スプレーを使う場合は、何かルアーを挟めるもので掴んでください。後は吹き付けて乾燥させてください。
ただ、スプレーだとコスパが悪いので瓶入りをお勧めします。




瓶や缶に入っているものを使う場合は、ドブ漬けという作業で行います。
折り曲げた針金にルアーを吊るし、そのままクリアー液に沈めて漬け込みます。




液から引き上げた後は、どこかにつるして乾燥させます。
液が垂れて下に落ちるので、先に写真のように段ボールと針金などで乾燥用ボックスを作っておくと良いですよ。



ルアーの先端に、液が溜まってくるのでティッシュなどで吸い取って下さい。

これを30分置き位に、何回か繰り返せば完成です。
私は大体4回くらいでした。
時間に余裕があるのであれば気の済むまでやって下さい。
触指乾燥状態であれば、もう釣り場で使えます。
完全乾燥を待っていたら数日かかってしまいます。


最後に

これは、初めてハンドメイドルアーを作る方、作るのは大変そうだと躊躇している方向けに書きました。

ここまで読んで、「下地コーティングまでを説明しただけじゃん。」と思われる方も多いと思いますが、私が伝えたいのは作り方そのものより、最初はこんなもんでいいんですよという事です。

初めてルアーを作るのに、手間暇かけて最後まで作ってすぐにロストしてしまったり失敗作だった場合に、また一から作る気になりますか?
物作りが好きな人や慣れている人は苦ではないかもしれませんが、普通はやってられないという感情になりますよね。

魚を釣る為だけならば、手抜きで(私は手抜きとは思っていない)完成で十分だと思います。
朝、釣りに持っていって問題があれば、帰ってからすぐに作り直せば夕方の釣りに持って行くことも可能です。
今回は市販品のまねですから、形もウエイトの位置も重さも大体わかりますから簡単ですが、
オリジナルルアーを作る場合、最初は色々なパターン(ウエイトの重さや位置)で作ります。
一つ試して次を試すのに、1週間や2週間かけてられないですよね。
少なくとも私には無理です(笑)
はじめのうちは、今日試してその日に修正して再確認できるやり方がベストだと思います。

【塗装しなくても釣れるの?】
と思われるでしょうが、問題なく普通に釣れますよ。
塗装は自己満足とモチベーションアップのものです。
どうしても気になるなら、コーティングの間で缶スプレーやマジックで、ちょいちょいってくらいでいいと思います。
ただ下手に塗装してしまうと、無塗装よりみすぼらしくなる場合がありますけど…
(私は、これで過去に釣り場で嫌な気分にさせられたことがあります。)
いきなり塗装までしない方が良い理由は、もう一つあります。
ルアーの性能と関係ない悩みが増えるからです。

「俺、塗装のセンスねえなー」とか、
色流れとか、色流れとか、色流れとか、色なが…
とにかく増えます。


なんか作り方の説明より、最後の話の方が力入っていますね(笑)
とにかく、パッパッと作って数こなして釣りに持って行こうよってことですね。
これでも面倒くさいって人は作るのはやめてもいいし、違うやり方でもっと手を抜いてもいいし。
なんか作るの楽しかったって人は、本腰入れて作ってもいいですし。


なんでも自由なのがハンドメイドルアーの良いところです。
当然、見た目が悪くても自由ですよ。(人の目を気にしない精神力は必要)
伝統工芸品のような仕上がりを求めるのも自由です。(これは才能がいると思う…)

とりあえず作って釣りしてみようよ。
自分の作ったルアーが水中で動いているのを見るとね

「これ絶対つれるやろ!」

としか思えなくなるから(笑)

きっと魚が応えてくれます。
その時から、釣りの楽しみがもっと増えて最高な釣り人生が始まります。


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