昨日は、CNCフライスでパーツを切り出すところまでしました。
今日は、それの後処理です。
これからの作業は、人間を捨てる必要があります。
心を捨ててロボット(機械)になったつもりで作業していきます。
ひたすら無心になって行わないと気が狂ってしまうかもしれません。
まずは、くっ付いていたパーツをバラバラにしました。
パーツの周りにバリが沢山ありますね。
これをクニョクニョ曲げて取ったり、ニッパーなどを使って取っていきます。
ひたすら作業を続けます・・・
大きなバリを取ったところ。
まだ、細かいバリは残っているので、これをヤスリや粗目のペーパーで取って角を丸めていきます。
面取りですね。
ベルトグラインダーなどを持っていれば楽かもしれませんが、持っていないので頑張ってヤスリとペーパーで取っていきます。
あと、貫通していない穴もあけて仕上げます。
面取り前は、こんな状態です。
これを、黙々と面取り作業で取っていきます。
・・・
・・・
ひたすら頑張って全部終わりました!
穴も仕上げました。
拡大するとこんな感じです。
分かりますかね?
穴の周りや角の所に面取りしています。
人間のままでいたら、もうこの段階で心が壊れているかもしれません(笑)
面取りが終わったら次は500-800番のスポンジ研磨剤で磨きます。
アルミは水を付けて磨いた方が綺麗になります。
乾式だと自分自身のアルミの粉で汚くなってしまいます。
この作業は、ヤスリなどで面取りした所に細かいガサガサしたバリが出るので、それを落として滑らかに仕上げる為です。
これは、まだ磨く前の状態です。
角もガサガサした感じです。
広い面も細かい傷が沢山あります。
では磨いていきます。
ゴシゴシ!
ゴシゴシ!
はい!
磨き終わりました。
かなり違うでしょ。
面取りした所も、ガサガサしていたのが滑らかになっています。
鏡面仕上げなどは目指していないので仕上がりはこれで十分です。
鏡面仕上げにしたい場合は更に細かい番手に変更して仕上げます。
私は、鏡面にすることは無いのでいつもここで終了です。
あとは、全てのパーツにこの作業を行います。
・・・
・・・
・・・
ペーパー掛け全て終了!
疲れた…
でも金属パーツを使う場合は、ラインが当たると切れる可能性があるのでこういった地味な作業も必須ですね。
これで今日の作業は終了!
これで終わりならいいのだが、まだ続きます…
次は、バフです。
コメント
ありがとうございます。
教えていただいたことをいろいろ試してみたいと思います!
ありがとうございます!
今、中華フライスを知り合いから借りて使っていまして、オリジナルマインドのフライスの購入を考えているのですが、オリジナルマインドのメンテナンスは頻繁にやる必要がありますでしょうか?
また、メンテナンスには毎月、または3ヶ月くらいでどれくらいの費用がかかるものでしょうか?
エンドミルは壊れたら、その都度変える必要があるかと思いますが、初期購入費用以外に、目安としてどれくらいのメンテナンス料がかかるか知りたいと思っていまして、アドバイスいただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
フライスの購入を検討しているということで楽しみですね(^^)
私の場合は、3ヶ月くらいではメンテナンス費用は掛からないですよ。
もう5年半くらい使用していますが、主軸モーターを2回とプーリーベルトを3、4回交換したくらいです。
金額はちょっと覚えていないので、オリジナルマインドさんのページで確認してみてください。
普段のメンテナンスは送りねじの清掃とグリースを塗る、スピンドルのベアリングに油を注すくらいです。
たまにバックラッシュ調整も行います。
これも思い出したらってくらいの頻度です(笑)
あと消耗しそうな所はスピンドルのベアリングだと思いますが、私はまだ交換したことはありません。
自分で交換出来そうでしたらベアリング代だけで済みます。
ただ人によって使用頻度が違いますので、あくまでも参考程度ということでお願いします。
ありがとうございます!
「久々に、自作羽根モノ用の羽根を製作」という記事も拝見したのですが、私も羽根モノを作りたいと思っていまして、アルミ型も真鍮やアルミの羽同様に、ペーパー&ダイナミックルーター&バフを使って、研磨されていますでしょうか?
それともアルミ型は、フライスでくり抜いて、何も研磨しないままで使われていますでしょうか?
羽根モノを作る予定だったんですね(^^)
羽根のプレス型にもペーパー掛けやバフが必要か?
という質問ですが、フライスで加工した場合に切削痕という刃物が削り取っていった軌跡が素材に残ります。
プレスしたときにこの跡も一緒に転写されてしまいますので、気になる場合はペーパー掛けしてこの跡を消す作業が必要になります。
ただ、これは必須ではないのでご自身の判断でよろしいかと思います。
「気にならないよ。」
という方であれば省略してもいいと思いますよ。
私は気になるのでペーパ掛けした後にバフも行っています。
はじめまして、カネコと申します。
私もアルミを切削して、バリ取りをしたいと思っていまして、ヤスリとペーパー、バフは、それぞれどんな製品を使われていますでしょうか?
教えていただけますと幸いです。
よろしくお願い致します。
カネコさん
初めまして。
コメントありがとうございます。
バリ取りに使っているヤスリは主にダイヤモンドヤスリですね。
細かい部分などは、ルーターにダイヤモンドビットを取り付けて作業する事もあります。
ペーパーは、広い面で使う時にはスポンジペーパーを使う事が多いです。
バリ取りした部分など角の部分には普通の紙のペーパーを使う事が多いですかね。
番手は#320から#500くらいを使っています。
私はやらないですが、鏡面を目指すならもっと細かい番手まで徐々に上げていく必要があります。
バフはルーターや両頭グラインダーにフェルトバフを取り付けて、青棒か白棒を使って磨いています。
どれも特に拘りもないので、ホームセンターで手に入るやつを使っていますよ(^^)
ルーターは、ドレメルの3000-Nともう一つ安いよく分からないやつを使っています。
バフで使っているのはドレメルの方ですね。
両頭グラインダーはRYOBIのTG-61を使っています。
お役に立てる情報か分かりませんが、参考にしていただけたら幸いです。
ご返信いただき、ありがとうございます。
ルーターやバフなどで型を研磨すると、型が多少削れて、プレスしたときの羽そのものの形状が想定していたものと異なることはあり得るでしょうか?
それとも、バフなどの研磨はそれほど型の形状には影響ないと考えてもよいものでしょうか?
ペーパー掛けは、やり過ぎると形状に影響は出ます。
あくまでも切削痕を消す程度の軽いペーパー掛けです。
形状の変化といっても0.02〜0.03mmくらいの変化だと思います。
ペーパー掛けはルーターなどを使わずに手(指)でやった方が加減が出来て安心です。
バフに関しては磨くだけですので形状には殆ど影響はないです。
ただ、エッジを出したい場合はバフを掛けると角が少しダレてしまって綺麗なエッジは出せないかもしれません。