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新しい発泡ウレタン【ハイフォームHU30】を使ってみる②

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ハイフォームHU30のテストの続きです。
前回のテストで思ったのが、これまで使っていたものよりも硬化後の仕上がりが柔らかい感じでした。
たぶん、その辺が原因でシリコン型に張り付いてしまい上手くいかなかったのかなと思います。
そこで今回はハイフォームHU30にレジンキャストを混ぜて試してみます。
あっ!
一応書いておくと、ここで試している各種分量は発泡ウレタン(内部)をレジンキャスト(外部)でくるんで作る2重構造の場合の発泡ウレタンの分量になります。
発泡ウレタンのみで完成させる場合は、また全然違う分量になります。


早速テスト開始です!
とりあえず、この条件でやってみます。
テスト1
ハイフォームHU30 : A液5g、B液7g
レジンキャスト : A液2g、B液2g
ガラスバルーン : 0.5g

ハイフォームHU30は前回と同じ分量のままでレジンキャストを各2g混ぜたもので試してみました。

結果は、型に張り付くことは無かったですが、まだまだ仕上がりが柔らかいですね。




そして、発泡ウレタンを使っていて仕上がりが柔らかいと大体発生する現象がこれです。

萎んでしまいます…
型から取り出した時には形を保っているのですが、時間がたつとこのようにしぼんでしまう事が多いです。
これは、丸1日放置していてこうなりました。



気を取り直して次のテストです。
次はレジンキャストを各1g増やして試してみます。
テスト2
ハイフォームHU30 : A液5g、B液7g
レジンキャスト : A液3g、B液3g
ガラスバルーン : 0.5g


型から取り出した時にはテスト1より少し硬くはなりましたが、やはり柔らかい弾力は残っています。
で、1日放置したところ・・・

やはり萎んでしまいました…
ただ、萎み具合は少しだけ少なくなっています。
ですが、これではまだまだ使い物になりません!


続いてテスト3に行きます。
レジンキャストを増やして少し硬くはなりましたが、増やし過ぎると発泡率が落ちて重くなってしまうので次はガラスバルーンを増やすことにします。
萎んでしまう原因は柔らかすぎるのもありますが、フィラーが少なすぎてもつなぎとしての役割が弱くてしぼんでしまいます。
テスト3
ハイフォームHU30 : A液5g、B液7g
レジンキャスト : A液3g、B液3g
ガラスバルーン : 1.0g


この組み合わせは、手応えありって感じです。
型から取り出した時の感じも、以前使っていた発泡ウレタンに近くなりました。
萎むかどうかは明日にならないと分かりませんが期待大です。

特にこの型からあふれ出した部分の発泡ウレタンが、今まで使っていたものと同じ形状、硬さです。
形は変ですけど…

結果はまだ明日にならないと判らないですが、かなり期待できるのではないかと思います。
それにしても・・・
やっぱり使う素材の変更があると大変ですね…


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