パタパタ君から始まり現在カブトとなった試作品ですが、これで終わりを迎えることになるかもしれません。
ブログには大して登場していませんが、コツコツと改良を加えながら開発は続けていました。
ですが、どうしても上手くいきません。
改良するたびに悪化していきます。
いままでは、ウエイトを低位置に配置して低重心にすることで姿勢の安定を試みていました。
ウエイトを低位置に配置するために厚みを厚くする方向で改良していたのが良くなかったのかもしれません。
最初に作ったパタパタ君は厚みが薄かったんですよ。
シビアな操作が必要で安定性は無かったがアクションは良かったんです。
厚みを厚くして安定性をあげようとしたら余計悪くなってしまったという事は、薄い方が良いのかもしれないと判断しました。
なので厚くしていたのをやめて逆に薄くして試してみます。
早速、CADでモデリングです。
パタパタ君の初代よりかなり薄くしてみました。
ただここまで薄くするとウエイトをいれる余裕がありません。
そこは悩みましたが金属プレートを真鍮に変更して、さらに下側に大きく突き出すことでウエイト代わりににします。
下に大きく突き出すことで姿勢を安定させる効果も狙っています。
効果があるかどうかは全くわからないんですけどね…
とりあえずはこれで製作してみることにします。
CNCフライスで加工!
加工終了!
シリコン型も完成!
真鍮パーツの製作!
発泡ウレタンを流し込んで完成!!
完成はしたのですが…
予想外に軽すぎました。
7gしかないです。
まだ試してないですが浮いてしまうかもしれない…
良くてスローシンキングかな。
ちょっと困ったが、これはこのまま試してみます。
意外とフローティングの方が良いかもしれんしね。
ウエイトは入れる事が出来ないと思うので、次は発泡ウレタンの発泡倍率を落として作ってみます。
重さはそれほど変わらなくても浮力は落ちるでしょうからシンキングにはなると思います。
今回作った真鍮パーツが5個。
これが無くなるまで作ってみて先が見えないようなら、一旦カブトの開発は中止しようと思っています。
元々、上下に動くアクションというのが無謀なのかもしれないですし別の事に時間を使った方が有意義な気もします。
悔しいですけどね…
なんかもうダメなのが決まったような言い方ですね(笑)
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