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Crazy-HiHiの不良率を下げるために発泡ウレタン用型の設計見直し

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最近はCrazy-HiHiの製作に取り組んでいました。
ところが、どうしたことか全く上手くいかない…
Crazy-HiHiは内部に高倍率で発泡させたウレタンをレジンキャストで覆って作る2重構造です。
今までは特に問題なかったのですが、最近作るやつは全て下の画像のように内部の発泡ウレタンが表面に露出してしまいます。

こんな感じで発泡ウレタンが表面に剥き出し状態です…
元々、ここの部分のレジンキャストを流し込む隙間はかなり攻めた設定にしていたこともあり、かなり狭かったんです。
ただ、これは隙間が狭すぎて流し込みが上手くいかなかったというよりも、発泡ウレタンがレジンキャスト用の型に接触してこうなっているようです。
いままでも、まれにこういう事は起きていましたがここまで連続で起きる事はありませんでした。

最近、発泡ウレタン用の型の寿命を感じていたのですがひょっとするとそれが影響しているのかもしれません。
ここまで連続3個も不良が発生しています。
今週はこれで時間がすべて潰れてしまいました…


原型はあるので発泡ウレタン用のシリコン型をもう一度作ろうと思ったのですが、このままではまた同じことを繰り返すことになる。
そこで不良率を下げるために、思い切って原型から作り直すことにしました。


で、CADで設計しなおしていたのですがこれが結構大変です。
問題の部分の隙間を広げると今度は発泡ウレタンの体積が減ってしまいます。
そうなると浮力が落ちるので別の部分で発泡ウレタンの体積を増やして浮力を確保しないといけなくなります。
他の部分もそんなに隙間に余裕がある訳ではないので色々なところを調整しなおさないといけません。



色々と調整して何とかここまで…
赤がいままで作っていたやつで、青が作り直すやつです。
これでは分かりにくいですね。



透過してみました。
これでも分かりにくいですね(笑)
まあ、違いが分かりにくいほど変更が難しいという事です。
本当に微調整のレベルです。

これ以上は難しいのですが出来ればもう少し余裕が欲しいです。
なのでもう少し設計を煮詰めたいと思います。

ほぼ徹夜で設計しましたが疲れました。
少し仮眠をとるかな。
とりあえず今日は他にやりたいこともあるので設計はここまで…

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