フロッグ用の素材が届いた。
今回は、2種類購入してみました。
一つ目はこれ。
【人肌のゲル発泡】
これは、発泡ウレタンですが硬化後も柔らかいタイプの製品です。
前々から興味はあったのですが、使い道がなかったので購入しなかったんです。
今回、フロッグを作ってみる事にしたので思い切って購入してみました。
ついでにもう一つ購入したのがこれ。
【人肌のゲル】硬度0
これは発泡しないタイプのウレタン樹脂です。
これの使い道はまだ決めていないですが、柔らかいバイブレーションやスピナーベイトのスカートなどにチャレンジしてみるかもしれません。
ワームにも使えますね。
これにガラスバルーンを混ぜて浮力を上げてフロッグに使ってみるかもしれません。
マイクロダッジなんかも、このような素材で作っているはず・・・多分。
これで素材の準備は整ったので、早速フロッグの内部パーツの製作!
こんな感じで製作。
フックを交換可能にするためにスナップ形状にしたパーツ。
しかし、1mmの硬質ステンレス線で作ったので開閉がかなり固い…
これは、ちょっと失敗かな?
0.8mmで作ればよかった。
2個目を作る時は0.8mmに変更しなくては…
シリコン型にセット!
今回使ったのは発泡タイプの人肌のゲルなのだが、これがなかなか使いにくい。
何が使いにくいのかというと、液の粘度が高すぎる!
2液ともドロドロした状態で液体というより、クリーム状です…
これを計量しながら紙コップに入れるのですが、
ここ!
っていう重さで止めるのが難しい…
液の切れが悪いので止めてもまだドロッっと垂れてしまう。
特に硬化剤の方が酷い。
こっちはクリームというよりジェル状です。
測りで重さを見極めて止めても、空中にぶら下がっている硬化剤がさらに
ボテッ!
と落ちる…
硬化剤の方がかなり多くなってしまったので、急いで主剤の方を追加してその場は凌ぎましたが上手く混合するには慣れが必要ですね。
混合して型に入れるまでが30秒と書いてあったので、混合中の写真は撮ってません。
いきなり発泡中の写真です。
シリコン型に隙間が開いているのは、発泡のせいではありません。
シリコン型の作りが悪いだけです(笑)
硬化したのでシリコン型を開いてみます。
おー!
なかなか綺麗に出来ています。
液を混合している時は、どうなることかと思いましたがなんとかなりましたね。
シリコン型から取り出したところ。
良い感じです。
反対側も綺麗に出来ています。
固さもムニュムニュしていてちょうどいい固さのような気がします。
表面は発泡スチロールのような感じで、つるんとした仕上がりにはなりませんね。
ここまでは、順調に行っているように見えます。
ですが、別の問題が…
余分な部分をカットして重さを測って見ると…
・・・
6g
・・・
スピニング用ですか?
という位に軽い…
これだけ軽いので浮くのは間違いないだろうが、浮き姿勢が気になったので水を貯めてチェック
軽すぎて横倒れしないか気になったが、意外にもドンピシャな気がする。
これはフックを付けていない状態だがフックを付ければもう少しお尻が沈むと思うのでさらに良い感じになる気がする。
という事は・・・
もうウエイトを追加できないのか?
この重さで使うしかないのか?
一応、2個目はウエイトを少しアップして作ってみるか…
フックを装着した状態
背中を押してみた状態。
押した感じでは簡単に針先が出るくらいの柔らかさ。
分かりにくいですね。
一番近いのはこれかな。
緩衝材などで使われる発泡スチロール。
近いというより、ほぼこれ。
潰した感触などは全く一緒。
今回、初めて 【人肌のゲル発泡】 を使ってみた。
計量に慣れは必要だが使いこなせれば楽しいでしょうね。
特にフロッグみたいに中空構造のルアーはハンドメイドでは難しいですし、代用品としては結構使える気がします。
次の問題は塗装かな…
普段使っている塗料では乾燥した状態でムニュムニュするとひび割れるだろうし悩みますね。
取り敢えずしばらくはマジックで塗ることにしよう。
今回使った商品
こっちは、まだ使っていないが楽しみな商品
硬度0 赤ちゃんの肌のようにポヨポヨとした柔らかさ。
硬度7 普通の皮膚の感じ(顔や腕、腿)
硬度15 固め、足の裏、背中、筋肉の張ったパーツ
今回は硬度0を買ってみたが使ってみて柔らかすぎたら硬度7を買ってみようと思う。
硬度15は、ビッグベイトなどのヒレや尻尾に使えそうな気がするがビッグベイトは作っていないので今のところ試す予定はないかな。
透明タイプもあるが価格が上がりますね。
似たような商品にグミーキャストというのもあります。
こっちもいつか試してみたいですね。
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