現在、Crazy-HiHiと新作ルアーのパーツの共通化に取り組んでいます。
そのついでと言っては何ですが、さらなる強度アップを目指していました。
しかし…
もう疲れ果ててしまいました…
ラインアイとフックアイを一番後ろのアイ以外を全て一体型にして強度アップを目指していたのですが、もう無理ですね。
一体型は、こんな感じで作っていました。
新作とCrazy-HiHiのどちらでも使えるように削り出しています。
Crazy-HiHiで使う時はリップを取り付ける部分は切り離して使います。
勿体ない様な気がしますが、違う形状を個別に削り出して作る方がかなり手間が掛かってしまいます。
こうして作っておけば、このパーツ1つ作っておけばどちらでも使う事が出来るので作り置きしやすいんですよ。
しかし・・・
当たり前ですが現状の方法の分割式より、かなりの重量アップになってしまいました。
いろいろとウレタン樹脂やガラスバルーンなどの配合を変更して作ってみましたが、どうにかなるレベルではなかったです…
で、このパーツを更に軽量化して作ってみます。
パーツとしての強度はかなり落ちますが、万が一ルアーの破損があった場合でも全てつながっているので魚は取り込めるはずです。
ただ、真鍮製という事もあってこれでもやっぱり重いです…
少ししか軽くなりませんでした。
こんな感じで型にセットします。
分割式よりもセットは楽ですね。
真鍮が少ししか軽くなっていないのは分かっているので、このままでは無理なことは想像できます。
なので、内部の発泡ウレタン用の型を手仕上げですが少し改良して少しでも内部の軽い部分を増やしたりしてやってみたのですが・・・
これでも上手くいかなかったです。
何十個も作っては壊しを繰り返したものの満足いくものは出来ませんでした。
ウレタン樹脂の強度をかなり落として作れば使える重さにはなるのですが、かなり柔らかいです。
とてもじゃないですが実用強度ではないですね。
バルサなどの木材だと下地コーティングを染み込ませて表面の強度を上げる事が出来るでしょうが、ウレタン樹脂だとそれが出来ません。
この柔らかい表面の上は塗膜だけになります。
共通パーツ化と強度アップ化のテストだけで1kgのレジンキャスト全部使い切ってしまいました。
作って壊す・・・
これを何度も繰り返しているうちに虚しさで心がやられてしまいそうです。
もう疲れ果ててしまいました。
分割方式での共通パーツ化は上手く行っているので、もうそちらを選択してこの方法はあきらめる事にします…
・・・
疲れました…
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