製作中だった内部用のシリコン型が完成です。
前回書いた【今までやっていなかった方法】
ですが、フライスで加工出来ないアンダーカット形状の部分を分割式にしてシリコン型を作りました。
真鍮アイが収まる部分を本体と別パーツとしてシリコンで製作します。
本体側は、このパーツが収まるように製作しています。
合体させるとこんな感じですね。
このパーツを取り付ける事でフライスで加工出来ないアンダーカット形状のあるシリコン型が製作出来ます。
初めての挑戦ですが、さて上手くいくでしょうかね~
早速、型取りです。
発泡ウレタンを流し込んで硬化したら・・・
シリコン型をオープン!!
おっ!
結構いい感じじゃないですか!
ちょっと気分が良いです。
取り出してみます。
うんうん、外から見た感じは良いんじゃないですかね。
シリコンを外すと、こんな感じで窪んだ部分が現れます。
現れた部分も綺麗に仕上がっていますね。
成功です。
この分割式の型は精度的には多少ガタがあるので、外側の意匠部分に使うにはちょっと問題もありますが内部の見えなくなる部分に使うには問題ないくらいの出来ですね。
この方法で初めて作ってみましたが意外と簡単にできたので、これからも必要があったら使っていきたいと思います。
外側用の型にセットしてみました。
当たり前ですがピッタリ収まっています。
これで、毎回手仕上げで掘っていた窪みもバラつきなく仕上げる事が出来ますね。
型を作るのは手間がかかりますが、型を作ってしまえばその後が楽ですからね。
このあと、レジンキャストを流し込んで完成させて重さを量ってみたところ、いままで作っていたものよりも若干重いですが許容範囲のような気もします。
こいつでも強度テストやりましたが無事に50kg耐えました。
なので、この真鍮アイタイプを完成させてスイムテストさせてみたいと思います。
で、塗装したのがこちらです。
急ぎたかった(楽したかった…)のでベースホワイトの上に黒で蛇柄塗装!
手を抜いたつもりでしたが、思ったよりいい出来です。
というより結構好きかも・・・
色は地味でシンプルですが白に黒の濃淡がカッコよく見えます。
これは、お気に入りカラーになったかも。
コーティングは実験にも使えるようにUVウレタンとセルロースセメントの混合したものでしよっかな。
前回の実験はちょっと失敗だったしね。
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