ジリオンSV TWがどうやら壊れたようだ…
クラッチが戻らなくなった。
このリールのクラッチは、購入直後から気に入らなかった。
スプールやクラッチに指が軽く触れているだけでクラッチが最後まで戻らずに半クラッチ状態になっていたからだ。
さらに、ゆっくりハンドルを回しても半クラッチになっていた。
なので必ず勢いよくハンドルを回してクラッチを戻していました。
実釣の際には、これがかなりのストレスでどうしてもベイトを2台使いたい時以外は使用していませんでした。
誤魔化しながら使用していましたが
ついに、どう操作してもクラッチが戻らなくなってしまった。
使用回数もかなり少ないのになぁ…
そこでリールを分解してみる事にしました。
分解してみましたが特に破損している部品もないみたいなので、この状態でクラッチを作動させて観察してみる事に。
どうやら、
クラッチを切ると真鍮のシャフトが上にスライドしてスプールがフリーになる。
同時に、レバーが赤丸の部分と噛み合うようになる。
ハンドルを回すと赤丸部分がレバーを押し戻してバネの力でレバーがクラッチを切る前の状態に戻る。
真鍮のシャフトが下にスライドしてスプールと噛み合う。
みたいな構造ですね。
で、この状態でクラッチの動作を確認してみました。
クラッチを切る時は何の問題もないのですが、戻る時にやっぱり問題があります。
クラッチに軽く指を触れさせたりした状態や、ハンドルをゆっくり回してクラッチを戻すと、押し戻されるはずのレバーが戻りません。
正確には少しは戻るのですが、バネの力が作用するところまで戻らないのでバネが引っ張ってくれずに途中で止まり半クラッチ状態になります。
分解する前は、これが酷くなっていてどんな操作をしてもこの状態になっていました。
分解したらギアが固定されていないせいか、購入時と同じで勢いよくハンドルを回せば戻ります。
これは、設計ミスなのか精度が悪いのか分からない。
問題なく使用している人は大勢いるのだろうから、おそらくは私のリールだけ精度が悪いのだろう…
ただ、これで合格品なら元々ダイワの製品のクリアランス設定が甘めなのだろうな。
レバーを押し戻すパーツもアルミ製のように見えるが、もしアルミならここは硬度不足な気もするけどね。
ちなみにギアの部分にグリースが塗られていないが…これでいいのか?
修理に出そうかと思ったが、お金をかけて修理しても直ぐに壊れそうな気がしてきたのでやめておこう。
・・・組み立てなおしたら少し良くなっている気がする。
クラッチが戻るようになった。
一度ばらしたせいでパーツの位置が少し変わって良くなったのか?
それはそれでおかしいけどね。
やっぱり各パーツのクリアランスの設定がゆるいのかな?
これでしばらく使ってみて問題なければいいが、直ぐに元に戻るんだろうな…
SVは凄く気に入っているのだが、ダイワのリールはもう買わないかもしれないな。
元々、メーカーはダイワ、シマノどちらでもいい派でしたが、かなりシマノよりになってしまったかな。
ついこの間、「今年は何をやっても上手くいかない」と書いたが本当に今年は何をやってもダメな気がしてきた…
今年は、出来るだけ大人しくしておいた方がいいかもしれないな。
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