ハンドメイドルアーを作っていると、やっぱり目玉も自作したくなりますよね?
…なりませんか?
まあ、買った方が手っ取り早いんですけどね。
ただ、やっぱり作ったルアーのカラーによっては、目玉は赤が良いとか青が良いとかあるじゃないですか。
そういう時に、パッと作れると便利ですよね。
必要な時にすぐに作れるように、作り方と材料の準備をしておきましょう。
必要な材料と工具
UVライト以外は100均で揃うので、それ程お金はかからないと思います。
最初は、太陽光で我慢すれば千円以内で収まると思います。
UVレジン
UVレジンは、高いのから安いのまでありますが目玉用で使うのは、特にこだわりがない限り安いので構いません。
少ししか作る予定がなければ、100均にあるやつでも問題ないです。
ソフトタイプとハードタイプがあるので、ハードタイプを買いましょう。
沢山作りたい人は、100均のやつだと逆にコスパが悪くなります。
100均のは5g位で100円ですが、ネット購入だと70gで777円とかであります。
5g単位で計算すると55.5円ですね。
UVライト
UVレジンを硬化させるのに紫外線が必要です。
太陽光でも固まるのですが、時間もかかるし天気にも左右されます。
UVライトがあれば、硬化時間の短縮、雨や曇りの日でも作業が可能ですので購入した方が便利ですね。
私の使用しているUVライトは、KIYOHARAさんのスウィングタイプ( UVL9WS )のやつです。
ワット数は9Wと弱いのですが、硬化させたいサイズがBOXタイプ(?)より自由が利くのでこれにしました。
UVライトのワット数が高い方が硬化時間は短くて済みます。
UVレジンを目玉作成でしか使用しない場合は、BOXタイプの36Wとかの方がいいかもしれませんね。
御家庭に女性の方がいれば、ネイルアートに使えるよといって購入してもらいましょう(笑)
カラーテープ(ホログラムシール)
これは、別に何でも構わないです。
目玉のベースカラーとして使うのでお好みでどうぞ。
私は、キラキラしたテープをダイソーで買って使っています。
テープの方がいいですが、テープでなくても(折り紙みたいなやつ)使えます。
こんなやつを使っています。
ポンチ
ポンチは、作りたい目玉のサイズに合わせて揃えて下さい。
私は、ホームセンターで買った安物を使っていますが、切れ味はかなり悪いですね。
刃も直ぐにボロボロになります。
6mmで目玉を作る時だけ、これを使っています。
紙に穴を開けるパンチです。
6mmでしか使えないですが、綺麗に抜けますよ。
普通は刃がVの字になっているので、抜いた後の●が折れ曲がってしまうのですが、これは斜めに真直ぐな刃なので折れ曲がらずに抜くことが出来ます。
黒目用にはローターリーパンチというのを使っています。
こんなやつです。
これは、先端にφ2~4.5のポンチが付いていて回転させて径を変える事が出来ます。
刃が交換できないのが難点ですね。
今使っている安物ポンチも、かなりくたびれて来たので購入しようかどうか悩んでいるのが、これ。
替え刃式のスクリュータイプのポンチで、 和風総本家スペシャル「世界で見つけたMade in Japan」 で紹介されたそうです。
ただ、穴径が1mmから5mm迄なので、ほとんど黒目部分にしか使えないかな。
プラ板
プラ板といっても、わざわざ買わなくてもいいです。
ルアーやフックなどの空ケースを使いましょう。
釘と板
目玉を作る時の作業台を、釘と板を使って作ります。
こんな感じ。
この釘の頭の部分に目玉を乗せて作ります。
目玉の作り方
最初にベースになる部分を作ります。
プラ板に、ベースにしたい色のカラーテープを貼ります。
粘着性のない素材を使う時は、プラ板に両面テープを貼ってから貼り付けて下さい。
次に、カラーテープを貼った反対側(裏側)に両面テープを貼ります。
カラーテープと同じ範囲に貼って下さい。
余分な部分をカットしておきます。
これで準備完了です。
作りたい目玉の径のポンチを使用して、打ち抜いてください。
これでベースになる部分の完成です。
両面テープの裏紙を剥がして、木と釘でつくった作業台の釘の頭にくっつけます。
次に黒目の作成です。
黒のビニールテープを、プラ板に貼り付けます。
これは、裏に両面テープは貼らなくて構いません。
黒目の大きさのポンチで打ち抜きます。
ピンセットなどを使って、ビニールテープをプラ板から剥がしてから、ベースに貼り付けます。
ここでUVレジンを、目玉の上に適量垂らします。
あまり多すぎないようにしましょう。魚眼レンズみたいになって巨大な黒目になってしまいます。
後は、UVライトを照射して5分程で完成です。
沢山作った余りのやつは、両面テープの裏紙にでも貼っておけば、いつでも使えます。
どうでしたか、簡単に出来るでしょ。
これでオリジナルの目玉を作りまくって楽しみましょう。
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