ブレードの自作
なんとなく思いついたことがあったので、急遽3度目のチャレンジです。
それにしても、以前作ったブレードは全くダメやったなー
今回は、2度あることは3度あるって結果にならないことを願うばかりです。
早速、ブレードのデザインをCADで設計します。
今まで作っていたやつはちょっと小さかったので今回はサイズアップして50mmにしました。
先程書いた「思いついた」というブレードですが、こんな感じですね。
うーん…
これでは普通のブレードと何が違うのか全く分からないですね
ワイヤーフレームで表示すると少し分かりやすいかな?
こんな感じです…
えーっと、外形は普通に左右というか上下?対称ですが、厚み側といえばいいのかなブレードの湾曲した部分が非対称になっています。
まあ、思いついたなどと大袈裟に書きましたが、たったこれっポッチの事です。
ブレードのデザインは完成したので次は、プレス型です。
これは適当にサクッと設計!
プレス型の製作!
材質はアルミA2017です。
粗取り(ポケット)
切り込み0.05mm
送り速度F900
仕上げ(走査線)
ピッチ0.05mm
送り速度F900
で加工。
堀が浅いので2時間位で完成しました。
これはメス型です。
続いてオス型の製作!
こっちは、少し削る量が多いので4時間くらい掛かったかな。
オス型も完成!
切削痕を消すためにペーパー掛けしてバフで仕上げてます。
それでも多少は切削痕が残っていますが、これは仕方がないですね。
もう少し機械剛性があればもう少し綺麗に仕上がるんですけどねー
まあ、小型(卓上)サイズの機械でこれくらい出来れば十分ですかね。
最後に位置決め用のピンを打ち込んでプレス型は完成です。
次は、ブレードの切り出し作業ですね。
これもアルミです。
これは、ホームセンターなどで買えるA1050Pという材質の柔らかいアルミです。
本当はステンレスで作りたいところですが、マイマシーンではステンレスの切削は厳しいのでアルミで作ります。
ステンレスをプレスしようと思ったら、さすがにプレス型がアルミ製という訳にもいかないですしね。
切り出した後にペーパ掛けとバフ掛けしました。
プレス型にブレードをセットして・・・
バイスに挟んで・・・
プレス!!
無事にプレスされました。
ブレードの完成です。
実際に使ってみないと成功かどうか分からないですが、金属をプレスして形になるのって楽しいですね。
完成品をみて思ったのが、湾曲している形状の部分ですがちょっと失敗したかなという事です。
これは滑らかに湾曲するように設計したのですが、もっと鋭角に変化するようにした方が良かったかもしれないな。という事です。
ブレードのフラッシング効果は多分そっちの方が高いと思います。
ただ、ブレードのバイブレーション的にはどっちの方が良いのかは分からないので両方作って比べてみないといけないですね。
とりあえず、まともなブレードが出来たらスピナーベイトを作りたいと思っているので上手くいってくれるのを願うばかりです。
それまでは、テストはジグスピナーでも作って試します。
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