まだ試作段階ですが、気まぐれで塗装してみました。
缶スプレーとマジックだけの簡易塗装で汚い仕上がりですが、色を塗ると愛着が湧きますね(笑)
画像検索で良い模様ないかなと虫の画像を検索していると、蝶の画像が目に留まりました。
「なんか形が近いんじゃないか…」
と思い、蝶の模様っぽく塗ってみました。
これは、汚い仕上がりですが、模様のテンプレートを綺麗に作ってエアブラシで仕上げれば結構化けるかもしれない。
中心を白、外側に向かってピンクや青でグラデーションさせて黒の模様をピシッ!と決めればカッコ良く仕上がりそう・・・な気がする。
いやいや、今日は塗装の話ではありません。
形状変更の話です。
・・・そんなのどうでもいいですか?
まあそういわずに、結構苦労しているのでお付き合いください。
では、
今まで作っていたのはこんな感じです。
結構厚みが薄いですよね。
今まででデザイン的に、この厚みが良かったので 頑張ってこれで開発していたのですが我慢できなくなってきたので、とうとう変更することにしました(泣)
我慢できなくなった理由は、上で紹介した蝶塗装したのを根掛かりでロストしてしまったからです。
少し愛着が湧いていたので、このままではダメだという気にとうとうなりましたね。
この形状の問題点も分かっているのでその辺を多少変更しました。
問題点は、やっぱり姿勢の復元力が弱いことですね。
厚みが薄いのでルアーの背中側を常に上を向かせるする力があまりないです。
ボトムで使用するので、どうしても障害物に当たります。
障害物も単発で当たる分にはまだ良いのですが、連続でゴツゴツ当てると
1回目に当たって姿勢が崩れる(裏返ったりする)
復元力が弱いので元の姿勢に戻れない
2回目に裏返った状態でフックが下を向いた状態で当たる
ガッツリ根掛かる
フックはダブルフックを背中側に付けているので本当なら根掛かりしにくいのですが、 こんな感じで結構根掛かりしてしまいます。
その他の問題点も含め、それを少しでも解決するべくデザイン的に我慢できる範囲で変更しました。
それがこれです。
腹を少し下側にぷっくりさせてウエイトを少しでも下に設置して重心を下げる。
出来ればもっと下に膨らませたいところですが、どうしてもデザイン的に許せないのでここまでにしています。
「最初っから大したデザインじゃねーじゃん」
というのは無しでお願いします。
しかも、やっつけ仕事なので腹から見たときに凄くカッコ悪いです。
水膨れを起こしたみたいになっています。
これは、ボトムで使うので腹は気にしないことにしました(笑)
それと、フックの取り付けをメタルバイブのようにアルミ板に取り付けるようにしました。
これは、ダブルフックが裏返らないように壁の役割をします。
何故このようにするかというと…
普通通りにお腹側にダブルフックを付けるならフックは常にぶら下がった状態なので問題ないのですが、このルアーのように背中側に付けると裏返った状態で背中に乗っかってしまう場合があるのです。
こんな風になります。
こうなってしまうと自然に元に戻ることは無くて、ロッドを何度かしゃくったりしてやらないと戻りません。
それでも戻らない時もあります。
これを防ぐために壁が必要なのです。
最初はルアー本体に壁が出来るようにデザインしたのですが、これが中々カッコ悪い。
どうしようか考えていた時にメタルバイブのリアフックを思い出しました。
あれもダブルフックが、ひっくり返ってしまわないように一番後ろから少し距離を置いていますよね。
それを取り入れてみました。
ついでにラインアイの穴も3つにしました。
これはテスト用です。
アルミ加工の手間が増えますが、これで何とかなるでしょう。
なんか、どんどんスマートさが無くなっていきますね…
全体はこんな感じです。
結構苦労しているので、ここまでやってあまり変わらなければ暫くはこのままの状態で使い続けることになるでしょう。
今の状態でもフッキング率が凄く悪いのにフックの手前に壁まで出来てどうなることやら…
バイトは結構あるのでフックを外して本当の意味のパイロットルアーにしてしまうか。
復元力も大した改善が見られない場合は、障害物がないところ限定ルアーにしよう。
また型作りもしなくてはいけないので、完成はまだ遠いな…
年内には完成させたいな。
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