ルアー販売開始しました!

スイムテストは合格です!  ですが・・・

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最終スイムテストも無事に終わり、問題が無いことを確認できました。
重量の違いによるアクションの差は感じられませんでした。
喫水線の僅かな違いだけですね。
軽い方がフックのサイズを上げる余裕の幅が大きくなるくらいかな?

でスイムテストは上手くいって製品版の製作に入っているのですが・・・
最近塗装で発生している現象に悩んでいます。


こんな感じでプラサフの上から塗装が剥がれてしまうことがあります。
これは今回のスイムテストで使ったルアーではないのですが、比較的最近作ったやつです。
塗装がボロボロです。

一カ所剥がれると、そこからペリペリと剥がれが広がっていってしまいます。
今までこんな事はなかったので、何が原因なのか分かりません…
ルアーの素材は塗料が食いつかない素材なので、そこから剥がれるのなら分かるというか納得できるのですがプラサフの上から剥がれるというのがどうしてもわからない…


試しにペリペリと手で剥がしてみると、ほぼ全体的にプラサフの上から剥がれてしまいます。
簡単に剥がれて塗料が定着している感じは全然なかったです。

色々と調べてみたところ層間剝離という現象があるようで、それが一番近い現象かと思います。
ですが、こんな全体的に綺麗に剥離するもんなんですかね?

現在の塗装の流れとしては。
・脱脂
・プライマー
・プラサフ
・ベースホワイト
・上塗り
・コーティング
です。
塗料が定着するようにプライマーとプラサフ使っているのに、その上から剥がれるとか困ったもんです…

層間剝離の原因も色々とあるようですが、私の塗装状況で当てはまりそうなのは塗料の相性かな?
プラサフはタミヤ(スーパーサーフェイサー)でベースホワイトはクレオス(GXクールホワイト)と違うメーカーを使っているのが良くないのかとも思ったのですが、今まではこんなことは無かったんですよね。
同一メーカーを使えばいいのかもしれませんが、以前プライマーなしで塗装していた時にクレオスのプラサフを使ってみたところ簡単に剥がれてしまった。
魚が釣れた後にルアーを見てみると、側面の塗装が全面ずるっと剥がれてしまっていて、それ以来使用していません。
タミヤのプラサフは剥がれる事はありますが、部分的で全体が一度に剥がれる事もなかったのでこちらを使用しています。
ホワイトも何種類か試しましたが、隠ぺい力がGXクールホワイトが一番高かったのでこれを使用しています。

ただ、この現象は比較的最近起こりだしたのでメーカーの違いというよりもロットで微妙な違いがあるのかな?

とにかくこれは考えても解決しそうにないので、対応策として次のようにしてみます。
取り敢えずプラサフとホワイトは新しいものに交換します。
更にプラサフとホワイトの間にもプライマーを塗布してみる。

一応、今回スイムテストしたルアーは、
・現在使っている塗料のままプラサフとホワイトの間にプライマーを塗布
・新しい塗料でプラサフとホワイトの間にプライマーを塗布
で2個作っているので、これで少し様子見ですね。
いま作っている販売用のルアーもこれで進めていきます。

様子見で問題があれば作り直しになってしまいますが、性格的に待っていられないので塗装の練習と思って割り切ります。

塗装のトラブルは本当に悩ましいです…

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